離婚の疑問
1 疑問
財産分与や養育費支払いの約束をしても守ってもらえないのではないでしょうか。
回答
口頭の約束や、パートナーが書いた誓約書などの書類だけでは、約束を守ってもらえない可能性があります。
弁護士が関与して、公正証書を作成したり、裁判所の手続を使って約束をすることで、約束を守ってもらえる可能性を高くすることができます。
2 疑問
離婚した後でも財産分与を受けることはできますか。
回答
離婚の際に財産分与について取り決めをしていなくても、離婚後2年以内であれば財産分与を請求することができます。
もう少しで離婚から2年がたってしまう場合は、早急に家庭裁判所に財産分与の請求をする必要がある場合もありますので、ご相談ください。
3 疑問
パートナーから暴言を受けていますが、離婚をすることはできますか。
回答
パートナーが離婚を拒否した場合、暴言を受けていた事実を証明する必要がありますが、夫婦間の暴言は家庭内など密室で言われることが多く、意識しないと証拠が残りません。
証拠としては、暴言を言われている時の録音や、言われた内容の日時を合わせて、どういう言葉を言われたか、メモや日記に残すことが考えられます(自分で取ったメモ等の場合、証拠としての力は低いですが、証拠が全くないよりは良いでしょう)。