弁護士インタビュー
Q: こちらのサイトでは離婚に関するお金の問題に力を入れているとのことです。離婚後の生活設計する上でお金の問題は大きなウエイトを占めているのかと思いますが、実際どのような相談が多いですか。
A: 相談者が若い方ですと養育費のご相談が多いです。
また、離婚に向けた話し合い中の生活費や引越費用をどうすればいいのか、といったご相談もあります。
結婚してからある程度年数が経った方の場合は、どういった財産分与が受けられるのか、といったご相談が多いですね。
この場合は、離婚するまでのお金までは問題ないのだけれども、離婚後の生活が心配、という悩みが多いように思います。
男性の場合は、どういった財産分与をしなければならないのか、というご相談が多い印象です。
また、結婚年数に関係なく、不倫問題での慰謝料についてのご相談が近年増えています。
Q: 離婚調停・訴訟にも力を入れているとのことですが、離婚調停に弁護士と参加することのメリットについてどのようにお考えですか。
A: 1つめのメリットは、依頼者が納得できる適正な解決をすることができる、ということだと思います。
調停委員は中立・公正な立場にあるのが建前ですが、調停中の方にお聞きすると、調停委員が相手方寄りだと感じることがあるようです。
そのように感じることが誤解の場合もありますが、実際に手続に参加してみると、手続の流れ上、こちらに不利な状況になっていたり、例えば、調停委員が調停成立に向けて熱心なあまり、無理な説得をしようとしている場合もあります。
そういった場合に、依頼者が納得した上での適正な解決に向けた活動ができるのは、依頼者の代理人となる弁護士だけだと思います。
2つめは、依頼者の精神的負担が軽くなることです。
離婚調停では、相手方はもちろん、調停委員も味方ではありません。中立な立場ということは、当事者のどちらの味方にもならないということですので。
そういう調停手続の中で、自分の味方という立場で弁護士が参加することで、離婚調停という大きなストレスがかかる場でも、依頼者の精神的負担はかなり軽くなります。
また、精神的負担は、法的知識や離婚調停という裁判所の手続の知識・経験がないことからの不安も原因です。
弁護士が参加することで、そういった不安はかなりの部分、なくすことができます。
Q: 相談者の方は田園都市線や南武線沿線にお住まいの方が多いのでしょうか。事務所は溝の口駅から近い場所ですが、車でいらっしゃる方も多いですか。近くに車の方が利用できる駐車場などもございますか。
A: 相談者は田園都市線や南武線沿線にお住まいの方がほとんどです。
地元川崎市の方はもちろん、横浜から東京に通勤していて、仕事帰りに寄れるからという理由でいらっしゃる方も多いです。
最近は、田園都市線沿線の世田谷区にお住まいの方もおられます。
事務所には駐車場の用意がないのですが、車でいらっしゃる方には、近くの高津区役所周辺のコインパーキングをご案内しています。コインパーキングはいくつもあるので、すぐ駐車することができるようです。
Q: 最後にこのサイトを見て御事務所に相談しようとお考えの方に一言お願いします。
A離婚問題で弁護士に相談するということのハードルはまだまだ高いと思います。
ですが、色々なご相談をうかがっていると、弁護士が関与することで、弁護士費用を考慮しても経済的により有利な解決ができたり、相手方の言いなりにならずにすんだり、不安をかかえずにすむ、といったことが多くあると感じます。
お気軽にご相談頂ければと思います。